今でも棟上げ式に餅まきを行う風習は見られますが、そこに粉包を添える風習はどのくらい残っているのでしょうか。家を建てることは一世一代の大きな節目となります。その思いを形にしたいと考え考案したものではないでしょうか。このかたちは紙を効率よく使用し折り進める必要があり、美しく折るには手間がかかります。手間をかけることで、伝わる思いを感じとることができます。

参考文献
・荒木真喜雄 『日本の折形集』淡交社 1995年
・荒木真喜雄『復刻 伊勢貞丈「包結記」』淡交社  2007年