
日本には繊維を用い感謝を表すかたちが多種あります。それらの多くは神への捧物として、かたち作られます。感謝のかたちは来訪者を歓待することにもつながり、もてなす場を丁寧にしつらえたことを表します。横浜・三溪園に点在する古建築を会場として開催された「日本の夏じたく」展において、来訪者と作り手と場を繋ぐ、しつらいを提案しました。
2023年5月19日 ∼ 5月21日
三溪園
敷 - 敷物には内と外を仕切る役目があります。その先の空間を清浄なものとして保つための結界となります。 建築部材である敷居は、平らに広げられたものではありませんが「敷」という文字で表します。「閾」の方が意味と文字が合うように思い […]
促す - 人の行動を促すものとして留石(とめいし)があります。丸いものに十字になるように縄を掛けるのですが、これは現代でいうところのバツと同じ意味をもちます。この先入るべからずという意味で置かれるのですが、禁止を強制するものではな […]
紙 - 日本語は音が同じ別の言葉に同じ意味を持たせることがあります。「紙」は「神」であり、神と人の関係をあらわす素材として欠かせないものです。 祓幣(はらいぬさ)を入り口に配することにより、邪気を祓い神聖な場をつくることで、来訪 […]
結界 - これより先が清浄な空間であることを示すために、垂れ下がり揺れるものを配します。注連縄や紙垂がわかりやすい例であり、鳥居や神社の軒につけられている風景を思い浮かべることでしょう。 自然界にある垂れ下がり揺れるもののひとつと […]