折り鶴はいつから折られるようになったのでしょうか。遊戯の折り紙は折形から派生した文化と考えられています。武家の文化であった折形が江戸時代に庶民に普及した際に、遊び心が加わることで具象表現されるようになり数多くの形が生み出されました。右は比較的昔からある形とされていますが、左はその折り方を応用し、ポチ袋として使用できるよう現代に考案されたものでしょう。技巧をこらすモチーフが今も昔も鶴であることは興味深いと感じます。

参考文献
・荒木真喜雄 『日本の折形集』淡交社 1995年
・荒木真喜雄『復刻 伊勢貞丈「包結記」』淡交社 2007年