長寿を祝うかたちです。長寿といえば鶴と亀を思い浮かべると思いますが、兎も長寿を表します。兎の寿命は人と比べると決して長くないのですが、多産であることから子孫繁栄の象徴であり、逃げ足が速いことから災害除けの象徴でもあり、転じて不老不死の願いが込められました。短命であっても蘇りのサイクルが早いことを長寿としました。

参考文献
・荒木真喜雄 『日本の折形集』淡交社 1995年
・荒木真喜雄『復刻 伊勢貞丈「包結記」』淡交社  2007年