端午の節供を表すモチーフとして、伝わりやすい形を折り出しています。左は菖蒲、右は上下共に兜を表します。考案された時代が異なるとしたら、右上は新しいものではないでしょうか。3種とも折る手順は途中まで同じなのですが、長方形の紙の中に正方形の部分を折り出し、その正方形の部分をさまざまな形に変えています。後に正方形の部分だけで表現するようになったのが遊戯の折り紙になります。

参考文献
・荒木真喜雄 『日本の折形集』淡交社 1995年
・荒木真喜雄『復刻 伊勢貞丈「包結記」』淡交社  2007年